僕たちは、体調をみるときに熱を測ります。
健康管理のために血圧を測定します。

設備も同様です。
毎日の点検で、電流値をチェックしたり圧力をチェックしたり。
電動機であれば、熱をもつので手で触れて大体の温度を確認したりします。

放射温度計が意外と安かった

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こちらFLUKE社製の 59max です。
なんと、7,000円弱で売ってました。(正規品です)

他のメーカでも同じくらいの値段で売っていたのですが、なぜこれにしたか。
もともとフルーク好きというのもありますが‥・。
僕のラッキーカラーが黄色だからです(笑)

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メーカーのスペック表。

一番安いのはFLUKE59だったのですが、色々と難点がありました。
・電池が9V電池
・放射率が0.95で固定
・見た目がちょっとショボいw

基本的に僕が持っている道具類は単4電池か単3電池が多いんです。ライトとかクランプとか。
まぁ、テスタ関係はボタン電池が多いですがそれは例外。
ということもあり、なるべく電池は同じ種類のものを使いたいんですね。
という訳で、59maxの方がいいかなと。

あと、放射率について。
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放射温度計は、モノが発する赤外線を元に温度を数値化するのですが、モノによって誤差が発生します。
上の写真をみてもらうと分かるのですが、各物質によって放射率が異なっています。
つまり、温度を測定するときには、測定対象のモノに応じて設定を変更する必要があるんです。
どうせ買うなら設定を変更できるほうがいいだろうということでやはり59maxに。
ちなみに僕が想定している使い方ではあんまり放射率は関係ないのですが、その辺は後述します。

で、つぎ。
fluke59は見た目が黄色1色でしかもなんとなく見た目がオモチャ感丸出しなんです。(あくまで僕の感覚です)
おそらく狙って作ったんだと思いますが、個人的に嫌なので59maxに軍配(笑)
なお、59max+(plus)というのもありましたが、D:S比と測定の精度が良いという位だったので特に興味を持てず。


現場でどう使うか?
普通、設備の点検なんかで温度の確認が必要な箇所にはアナログであれデジタルであれ、すでに温度計があります。ダクトや冷温水やボイラー回りなどなど。

そうなんです。温度をキチッと測りたいところには基本的にすでに温度計があります(笑)

僕は、温度を正確に測定したいという訳ではなくて、他と温度が異なっていないかを手軽に測りたくてこの放射温度計を買ったんです。

例えば、電灯盤なんかにブレーカが並んでいます。
さて、ブレーカの温度が何℃ですか?なんてあんまり興味ないです(毎日点検する訳ない)
だけど、大量に並んでいるブレーカを放射温度計でピーッと測っていって、1箇所だけ他より温度が高かったら何かしら異状がある訳ですよね。
そういうのを見つけ出したいんです。

ちなみに先ほど、僕が想定している使い方ではあんまり放射率は関係ないっていったのはこのためです。
同じ種類のブレーカの温度差を比較するだけだったらモノの正確な温度はあんまり必要ではないですよね。
放射率の設定を間違えていても、同じブレーカだから全部ズレた温度が表示されて、そのズレた温度同士の差が何℃あるか分かればいいんですから(笑)

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この画像はとあるマグネットスイッチの温度を測ったものです。
31.5℃と表示されていますね。

では次、同じマグネットスイッチでほぼ同じ条件で使っているものの温度。
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はい、34.5℃です。(ちなみに先ほどの画像の隣にあるマグネットスイッチです)

単純に温度だけで判断はできません。(言っていることが訳わかりませんねw)
あくまで温度は異変を見分けるための一つの情報。
他に音であったり、電圧、電流値であったり色々みますが、明らかに温度が3℃違っているんです。
この温度差がわかればいいんです、僕としては。

例えば、そろそろ危ないなーって思って部品を手配しようと購入申請をあげるときの理由としてこういう数値があるのとないのでは全然違ってきます。
ただ、「異音が発生してきたため」、「経年劣化により若干の温度上昇」なんてことを書いてそれで、会社が部品を買ってくれないとブーブー文句を言っている暇があるなら、どうやったらすんなり申請が通るようになるのか考えるのが吉ですよね。

平成XX年より使用しており、すでに耐用年数をX年過ぎている。
同様の機器と比較しXX℃温度が高い。

こんな情報を付け加えてあげれば、申請を受けた方も、「ここまでチェックした上で申請をあげてきたんなら買わないとまずいな」って思ってくれます。

そんなこんな狙いもありつつこの放射温度計を自腹で購入したんです!!

ほんとは、赤外線サーモグラフィーが欲しかったのですがさすがに10万円台越えてくると自腹では手が出せず。。。
そのうち会社で買ってもらおうと企んでおります


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こちら製品に付いているマニュアル。
黄色と黒がカッチョイイ!!
‥・ですが、日本語ではありません

ただ、マニュアルに書いてある絵をみればなんとなく分かっちゃうのがアメリカ産のすごい所。
だいたい分かればとりあえずいいんですw

ちなみに先ほど写真をアップした放射率の一覧もゴリゴリの英語ですが、大体わかりますw
さらに言えば、インターネットで放射率って検索すれば日本語でもっと詳しい一覧が見つかりますからネットで検索すれば何ら問題なしです。

ついでに、こういうモノを自腹で買ったりすると同僚が妬んで色々とイチャモン付けてきますが、近づいてきたら、先に相手の股間付近の温度を測って「あっ、俺より高いっすねー、なんか興奮してんじゃないっすか??」みたいな下ネタにもっていけば深入りされずに済みますw
(特に注意点は絶対に同僚には貸さないこと。壊されます)

職場の話になると毎回愚痴っぽくなるので、この辺で終わりますw