ビルの工事を行うときに、ゼネコンさんとか管理会社さんなんかと話をすると、A工事とか、B工事とかという言葉が出てきます。
初めて聞いた時は、なに言ってるのか分からなくて一般的に使う言葉じゃなくてうちのビルのローカル言葉だと思っていたんですが、勘違いでしたw
金額でABCって分けてるんだと思ってて。。。松竹梅、甲乙丙的な。
実際には…

A工事:アホでも出来る工事
B工事:バカでも出来る工事
C工事:ちゃんとやる工事
なので、C工事以外はどうでもいい工事だという事になります。
…嘘です すみません

A工事:貸主負担で貸主指定の業者が行う工事
B工事:借主負担で貸主指定の業者が行う工事
C工事:借主負担で借主指定の業者が行う工事
イメージ的には、
共用部の改修工事とかは、A工事。(自動水洗にするとか)
占有部の間仕切り追加したときの防災(感知器など)はB工事。
占有部の内装変更なんかはC工事。
ざっくりいうとこんな感じになるかと。
この区分をある程度意識しておくと、設備やビルの管理の責任所在というかポイントがみえてくるような気がします。ビルや貸主によってどこまでの範囲をBとするか、Cとするかってのが違うので設備管理する人は気をつけましょう。
ちなみにABCつながりで僕が意識しているのは、
A:当たり前の事を
B:馬鹿ににしないで
C:ちゃんとやる
昔、なんかの本で社会人のABCみたいな感じで載っていました。
ホント何事もABCって大事です。